タイピングの早さ
IT企業では、限られた時間のなかで
成果を出さないといけない仕事がとても多いもの。
とくにSEやプログラマといった職種の場合、
いかに正確な作業を早く行うかが、
仕事のできる・できないを分けることになるのです。
そのために必要となるのは、タイピングのスピード。
これはITに関わる仕事をする上では基本となるスキルなのです。
このタイピングのスピードというのは、
毎日の仕事の中で自然とスピードアップしていくこともありますが、
これから転職を目指すのであれば意識して、
タイピングスキルをアップする訓練をしてみることが必要です。
トレーニングの仕方
タイピングの練習としてよく利用されるのが、
インターネット上で無料公開されている各種のタイピングゲームです。
「タイピング ゲーム 無料」などのキーワードで検索をすると、
たくさんのサイトが出てきますので、
この中から好みのものを選らんで利用するのがいいのではないでしょうか。
実際のパズルゲームやRPGのような雰囲気が楽しめるものから、
スキルの向上に焦点を絞ったシンプルなもの、
自分の練習成果を記録することができるものなど多くのタイプがあるので、
自分の好みや目的にあったものを選ぶのがいいでしょう。
タイピング練習のサイトの中でも定番かつ効果的な練習ができるのが、
「e-typing」というサイト。
初心者が片手ずつ練習できる基本的なメニューから、
上級者までしっかりと練習することができ、
さらにそれを記録しておくことが可能です。
さらに、練習の記録にはスピードだけでなくミスの数やミスしやすい文字、
全国平均と比較した時の数値などが詳しく表示されるので、
目に見えて自分の練習の結果を確認することができるのです。
IT業界に限らず、パソコンを使う仕事では
転職の試験の一環としてタイピングのテストを行うケースもあります。
未経験で面接を受けにいったら、
最初未経験という理由でばかにしたような態度を取っていた面接官が、
タイピングのテストで高い結果を出したとたんに
態度を変えた例もあるくらいです。
つまり、自分が不足している他のスキルを補う役目を
タイピングが果たしてくれることもあるということです。
タイピングは基本的なスキルながら、
すべての仕事の基盤となるとても重要なもの。
きちんとトレーニングを積んでおいて損はないのです。