人々にとって身近な仕事

看護師の仕事は、病院や医療施設、
介護施設などで患者の介護を行う職業です。

病棟で入院患者の看護を行ったり、
外来で診察を受けている患者の介護を行うなど、
その現場は仕事内容はさまざまですが、看護師の仕事は、
一般の人からもとても認知度の高い、身近な存在になります。

看護師に向いている人は、やはり人のお世話をすることが好きな人、
人を助けるということに生きがいを感じる人ではないかと思われます。

毎日たくさんの患者と接することで、
看護業務に行き詰まってしまうことはもちろんあるかと思いますが、
こうした気持ちが根底にあることで、
行き詰まっても頑張っていこうという気持ちになれます。

また、医師同様人の命を預かる責任重大な仕事ですから、
責任感があるということも重要です。
そのほか、看護師はどの病院でも不足傾向にあり、
シフトギリギリで回しているところがほとんどなので、
ちょっと具合が悪いからと欠勤するようなことは許されません。

患者に対してだけではなく、
仕事をする上でも責任をもって業務に臨める人が、
看護師に向いているといえるでしょう。

看護師になるには

看護師になるにはいくつかのルートがありますが、
高校を卒業して看護学校に進学し、
所定のカリキュラムを経て国家資格を取得するという流れが一般的です。
看護師は国家資格を取得していないと業務に入ることはできませんので、
資格取得は必須条件となります。

看護師は正看護師と准看護師に分かれ、少し仕事の範囲が違います。
准看護師はどちらかというと、
正看護師のサポートをするような業務が中心です。

准看護師の仕事においては、
国家資格を取得していなくても現場に入ることができますが、
正看護師は必ず国家資格を取得していないと
業務に入ることができません。

受験資格は専門学校を卒業する意外に、
看護大学の所定の課程を修了する、
大学の看護科を修了するとい進路もあります。

准看護師も、看護専門学校に2年以上通うなどの受験資格がありますが、
准看護師の場合は通信制の専門学校に在籍して勉強し、
受験資格を得ることができるというメリットがあります。

ちなみに准看護師ににも資格があり、
その資格を取得してからでないと業務に入ることはできないのですが、
だったら最初から正看護師の勉強をすればいい、
と思う人もいるかもしれません。

准看護師のメリットは、准看護師の専門学校は中学卒業後すぐに入学でき、
また必要年数が正看護師より短いので、
より早く現場にて実務に入ることができるという点です。

そして准看護師として収入を得ながら通信制の正看護師の勉強をすることで、
正看護師の卒業生よりも実務を早く経験でき、
また収入を得ることができます。