看護師のやりがい

大変だけれどもやりがいのある看護師の仕事

看護師は一昔前までは大変で辛くて給与が低い仕事としてかなり人気がない状態が続いていました。
しかし、待遇も改善されて働きやすい状況ができたこと、やはりやりがいのある仕事であることから人気が集まってきています。

とはいえ看護師を目指そうと思った時にはどうしても大変というイメージが出てきてしまうものです。
また、看護師として仕事をしている中で目の前の仕事で精いっぱいになってしまったときにはなぜ看護師を目指したのだろうかという気持ちになってしまうこともあります。

そのような時には看護師としてやりがいがある瞬間がどのようなときか考えることがとても参考になるものです。
そこで、ここでは看護師の仕事をしていてどのようなときにやりがいを感じることができるのかを紹介していきます。

ありがとうと言われる瞬間に感じられるやりがい

看護師の仕事をしている中では患者さんも治療中でストレスフルになることも多いです。
体調が悪かったり思うように体が動かなくなったり、なかなか治療法が見つからなかったりするとどうしても気持ちに余裕がなくなってしまいます。
そのような時には看護師に対してきつく当たられてしまうこともありますし、無力さを感じてしまうものです。

しかし、治療が進み体調が戻ってきたときや完治して退院をするという時にありがとうと言われると今までの苦労が吹き飛ぶくらい嬉しい気持ちになります。
やはり患者さんやその家族から感謝の言葉を伝えられる瞬間はやりがいを感じることができる瞬間です。

努力の結果が実ったとき

看護師になるにはたくさんの勉強をする必要があります。
国家試験に合格することはもちろん、看護学校や大学の看護学部に入学するのもかなりの勉強が必要です。

そして、看護師として働き始めてからも教科書では学べないことがたくさんあります。
そのため、仕事をしていく中で実践的な知識を学ぶことが必要ですし、仕事の中で必要な知識が出てくればそれらを勉強したり資格取得のために取り組んだりすることも必要です。
看護師として働き始めるまではもちろん、働き始めてからも覚えること、勉強することはたくさんあります。

仕事をしている中で時には仕事で疲れている中で勉強する時間を作らなければならない現実に嫌になってしまうこともあるものです。
しかし、その辛さを乗り越えて患者さんの病気が快方に向かったり、医師をはじめとしたたくさんの人たちで医療チームとして活躍ができたり、キャリアアップができたりと努力の結果が実を結ぶ時があります。
そういった時に努力をしてよかったと思えますし、努力をしたからこそ救うことのできた命があるのです。