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経理ができると転職も強い

一般事務より経理

企業の事務職にはいくつかの分類がありますが、
求人広告などでよく目にするのは
「一般事務」「経理事務」の2つの分類ではないでしょうか。

一般事務というのは、書類作成やデーター入力、
来客への対応からコピーや会議の準備などの補佐的な仕事など、
多くの細かい作業を行う仕事です。

つまり、基本的なパソコン操作ができれば、
専門的なスキルがなくてもできる仕事といえるでしょう。
経験がなくてもつけるというハードルの低さは魅力ですが、
反対にお給料はあまり良くない場合が多いようです。

一方の経理事務は、社員の労働時間を計算して給与額を出したり、
売り上げの集計を行ったりといったお金に関することを中心とした仕事です。

そのため、基本的な簿記の知識はもちろん、
会社によっては専門的なパソコンソフトの操作を求められるケースもあります。

つまり、経理事務には専門の知識とスキル、そして経験が必要なのです。
この違いは、求人にも表れています。
一般事務で正社員の求人を探すのが難しい場合でも、
経理事務であれば募集がある…といった状況が良く見受けられるのです。

簿記を勉強することをおすすめします

もしこれからパソコンを勉強して事務職を目指そうと考えている人は、
ぜひ一緒に経理の勉強をしておくこをおすすめします。
はじめて経理を学ぶ人なら、
まずは「簿記3級」からのスタートが良いのではないでしょうか。

実際の仕事につくまでに、最低でも「簿記2級」は
とっておいた方が心地よいスタートを切ることができます。

また、会計用のパソコンソフト、
たとえば「弥生会計」「大蔵大臣」といったものの
基本操作も把握しておけば安心です。

さらに「アクセス」といったデーター管理ソフトも扱うことができれば、
されに専門性は高くなります。

一般事務では派遣かパートしかないことが多い時代。
事務職でのスキルアップには、経理事務が狙い目なんです。

簿記検定であれば、独学でも十分に取得可能ですよ。
独学ではちょっと自信がないという場合には、
1ヶ月程度で重要ポイントが学べる講座などもあるでしょう。
簿記の試験は1年に2回なので、試験の時期に合わせて勉強するのがいいですよ。

もし、現在失業中であるならば、
生活費をもらいながら授業が受けられる職業訓練を受けることも可能。

スキルアップへの道はたくさんあるので、チャレンジしてみてくださいね。