IT

ITの世界に入るなら

高いITスキルがあれば…

今、とても注目度の高い業界の一つであるIT業界。

1990年代の終わりごろから注目度が高まり、
2000年代の初めには「ITバブル」も起きました。
ITバブルがはじけた後も時代はどんどんITが欠かせない方向へ進化を続け、
このころに登場したGoogleやAmazonといった企業は、
今では世界をけん引するリーダーとなっていますよね。

若者の就職難が深刻になっている昨今でも、
高いITスキルを持った人材は引っ張りだこなのだそうです。

とくに、ここ数年で急激に需要が高まった
スマートフォン向けのコンテンツ制作は、
既存のエンジニアの技術が追い付かなかったり、
対応できる人材が少なかったりで深刻な人不足となっているのが現実。

そのため、スマホアプリの開発に高い技術をもった学生は、
企業がこぞって欲しがる人材。
新卒で年収1000万円などという人もいるのだそうです。

しかし、それは非常に高いスキルをもったごく一部の人材。
また、大手企業よりもベンチャー企業のほうが多いIT業界なので、
それほど高い収入は期待できないという場合もあります。

ベンチャー企業から

しかし、今世界を代表するIT企業に成長した会社もその多くは
ベンチャーからのスタートでした。
つまり、だれでも大成功をおさめることのできる
可能性を持っているのがこの業界ということです。
チャレンジする人が好きな人に向いている世界とも言えるかもしれませんね。

IT業界で働く上では、このような金銭面での事情に加え、
非常に流動的に仕事をこなす必要があることも知っておく必要があります。
ITの世界は、日々、ものすごい勢いで進化を続けています。
それに追いついていくには、
何年も同じ仕事を続けているわけにはいかないのです。

つねに新しい技術を身につけ、
情報を収集していく能動的な姿勢が欠かせません。
IT業界で働くのであれば、このような積極的な姿勢を持つことと同時に、
ネットならではのリテラシーを持つことも大事です。

たとえば、会社が今開発しているアプリについての情報を
安易にブログやツイッターに書いてしまっては、
ライバル企業に真似をされ、先を越されてしまう可能性があります。

また、ウィルスの侵入からコンピューターを守ったり、
情報漏えいを防ぐための対策も必要。
このような意識が低いとトラブルを引き起こすことになってしまうでしょう。
最先端の技術をになう仕事はとてもやりがいがあると同時に、
このような多くの要素が求められているのです。