医療事務はどのような一日を過ごすのか
医療事務は多くの女性に人気の仕事です。
安定して働けること、資格を取得することや実務経験が生かすことができる仕事であるため女性が長く働けることが期待できます。
しかし、周囲に医療事務として働いている人は決して多くはないです。
そのため医療事務の仕事を始めた際にはどのような一日を過ごすのか、どういった仕事をこなしていくのかということに不安を感じる人も多くいます。
やはり、仕事をする前にある程度一日のルーティンを知っておきたいものです。
そこでここでは医療事務の1日がどのようなスケジュールであるかを紹介していきます。
医療事務の午前の仕事
医療事務の仕事内容はクリニックや病院によって様々です。
雇用形態によっても違いますから正確なことは勤務先に確認することが必要になります。
一般的に勤務開始時刻は受付が始まる30分ほど前です。
その日の予約状況の確認や清掃といった作業を行うための時間が必要なため早めに出勤をします。
受付時刻になると午前中の診察が終了するまでは受付で事務作業です。
患者さんに対して会計をしたり案内をしたりといったことをしていきます。
電話がかかってきたら対応をして予約を入れたり医師に取り次いだりすることも仕事の一つです。
午前の診察時間が終わると会計を確認したり簡単な清掃をしたりといった作業をしたら休憩に入ります。
人によっては午前のみで勤務が終わるということもあり、そういった場合には午後に入る人のために引継ぎを残しておくことも大切な業務です。
医療事務の午後の仕事
午後の診察前にもやはり患者さんを受け入れるための準備をします。
診察が始まれば作業の内容は午前と同様です。
受付や問診、カルテの入力や会計、必要によっては診察の介助を行うこともあります。
受付が終了し最後の患者さんが帰宅したら清掃や会計確認をしたら勤務終了です。
だいたい最後の診察が終わってから30分ほどで帰宅できます。
病院の受付終了時刻がきても患者さんが残っていることも多いです。
そのため多くの病院では診察受付が終了後も30分から1時間ほど診察が行われ、その後に最後の作業をして勤務終了となることもあります。
そのため病院によってはあらかじめシフトが受付終了時刻から1時間後までとなっていることもありますし、残業という扱いになることもあるので勤務前に確認が必要です。
病院によっては月末にはレセプト業務があるために残業をするというところもあります。
近年ではレセプト業務も電子化が進みかなり時間がかからず作業ができるようになっているため残業時間も短いです。
しかし、クリニックのスタッフ人数や患者数によってはかなり残業があることもあるのでこれも勤務前に確認しておくほうが安心できます。