子どもが好きな人は常に楽しく働くことができる
保育士の仕事は、保育園で子どもたちのお世話をする仕事。
仕事内容はかなりハードになりますが、
子どもたちの笑顔を見ながら明るい気持ちで仕事ができる、
やりがいのある仕事です。
保育士を目指す人は、
やはり子どもが好きだという人が多いのではないでしょうか。
子どもが好きな人にとっては、
毎日子どもと接することができるので、
とても楽しく仕事ができるという点が
大きな魅力のひとつになると思います。
また、子どもたちは保育士が大好き。
先生、先生と呼びながらなついてくる子どもたちは
無条件でかわいいものです。
こうした子どもたちを守る、やりがいのある仕事ですし、
また自分が必要とされていることを身を持って
実感できる仕事というのは、なかなかありません。
そのほか、公立保育園の保育士として働く場合は
公務員試験に合格する必要がありますが、
同じ保育士の仕事をしていても公務員として仕事をしていますので、
地方公務員と同等の待遇で働けるというメリットもあります。
このため、保育士を目指す人はできるだけ、
公立保育園で働きたいと考える人が多いようです。
今は子どもがまた小さいうちから共働きをしている家庭も多いので、
0歳児から保育園に通っている子どもも少なくありません。
また遅くまで開園している保育園では、
朝から夜までずっと保育園で過ごすので、
自分の子どものような気持ちになって保育をします。
こうした時間が続くことで、
子どもたちとの信頼関係がどんどん培われていくと共に、
そのかわいい子どもの成長を、
間近で見ることができるというのも大きな魅力であるといえるでしょう。
しかし現在は保育士不足が叫ばれており、その背景には待機児童ゼロに向けて国が動いておりそれに伴って保育士の需要が高まっていることが挙げられます。
この保育士不足を解消するために国は「地域限定保育士」と呼ばれる試験制度の導入を提唱しており、この流れを受け、いち早く「地域限定保育士」試験を取り入れた地域が神奈川県です。
神奈川県でこの制度を導入した結果、待機児童数の大幅な減少に成功しています。
このように国と自治体が一丸となって保育士の現状
自分のスキルや才能を活かすことができる
保育士の仕事は、子どものお世話意外にもたくさんの業務があります。
子どもが歌を歌うときにはピアノの伴奏をしたり、
発表会や運動会では子どものお遊戯の衣装や会場の飾りなど、
たくさんの工作をすることも。
絵を書くことは日常茶飯事ですし、
園児たちの健康管理などの仕事もあります。
こうしたいろいろな仕事をする中で、
自分が得意とするスキルを活かすことができるのも保育士の魅力です。
ピアノが得意な人はピアノのスキルを活かせますし、
美術が得意だった人は工作にそのスキルを活かせます。
本を読むのが得意、演技をするのが得意という人は、
紙芝居を読むスキルに長けています。
働いていく中で大変だと思うことや、
行き詰まることも当然ありますが、保育士の仕事は、
それでもやりがいがあるから頑張れる、
という気持ちになれる仕事ではないでしょうか。
結婚や出産などで一度現場を離れても、
また復帰したいと考える人が多いのは、
やはりそれだけ魅力のある仕事だからだと思います。